学校概要(EMSについて)

EMS(English Made Simple)ランゲージセンターは、2011年にマレーシアの企業Citinetics Sdn. Bhd.によってクアラルンプールに設立された英語教育機関です。初級から上級まであらゆるレベル・目的の国内外の学生に英語学習プログラムを提供しており、個人・仕事・学業などそれぞれのニーズに応じて英語力向上をサポートします。30年以上にわたり教育事業を展開してきた実績を活かし、「英語学習をできるだけ簡単で楽しいものにする」ことを目標に掲げています。

EMSの教育理念は「すべての学習者を大切にし、教室内外のすべての学習体験を重視する」ことです。また、「高品質で実践的な英語プログラムを幅広く効率的に提供し、学生が学業・仕事・社会で卓越したコミュニケーション力を身につける」ことをビジョン(将来像)とし、「すべての学習者が英語をマスターする可能性を引き出し、英語学習を真に簡単にする挑戦に応える」**ことをミッション(使命)に掲げています。

EMSランゲージセンターはマレーシア教育省(MOE)から正式認可を受けており、首都クアラルンプール中心部(有名なペトロナスツインタワーから徒歩圏内)に校舎を構えています。教育省の認可により、質の高い教育基準(有資格の教師の配置、十分な教育・レクリエーション施設、保健安全基準の遵守など)が保証されており、留学生の受け入れについても内務省から正式に許可されています。そのためEMSは留学生への学生ビザ取得支援を公式に行うことができ、安心して学べる環境が整っています。さらに、ピアソン社公認のPTE試験センターおよびIELTS(アイエルツ)公式試験登録センターに認定されており、試験対策から受験手続きまで一貫してサポート可能です。教育品質への取り組みが評価され、「最優秀語学教育プロバイダー賞」や「英語教育優秀賞」など複数の賞を受賞した実績もあります。加えて海外の大学・教育機関とも提携し、EMSでの英語研修から大学進学へのパスウェイ(編入)プログラムを整備するなど、学生の将来の学業・キャリアにつながる機会も提供しています。

マレーシアで英語を学ぶメリット

EMSランゲージセンターは、所在地であるマレーシアで英語を学ぶ利点も強調しています。主なメリットは次のとおりです:

  • 好立地:マレーシアは東南アジアの中心に位置し、クアラルンプール国際空港(KLIA)から世界各地へ120以上の直行便が発着しています。東南アジア各国への旅行拠点としても優れており、留学中に周辺国へ気軽に足を伸ばすこともできます。
  • 国際水準の教育:マレーシアには世界的に認められた大学が多数あり、政府の教育機関が教育の質を厳しく監督しています。イギリス・アメリカ・オーストラリア・カナダの大学との連携プログラムも充実しており、授業は主に英語で行われます。こうした環境により、高等教育へのステップとして英語力を磨くのに最適です。
  • 多文化社会:マレーシアはマレー系・中国系・インド系を中心に多民族国家であり、多様な文化や宗教が平和的に共存しています。街中では日常的に英語が広く使われており(商取引や公共サービスも英語で行われる場面が多い)、留学生や観光客にもコミュニケーションの面で安心です。EMSでは世界30か国以上から集まる学生・講師と交流でき、国際感覚を養いながら英語を学べます。
  • 近代性と自然の調和:首都クアラルンプールには超高層ビルや巨大ショッピングモールが建ち並びますが、一歩郊外に出れば熱帯雨林や山岳、高原、離島のビーチなど豊かな自然が広がります。週末には近郊のリゾート(ゲンティン高原やキャメロンハイランド等)で涼しい気候を楽しんだり、美しい島々でマリンスポーツを体験することも容易です。勉強とリフレッシュの両立が図れる環境です。
  • 生活の手頃さ:マレーシアでの生活費や学費は欧米や近隣のシンガポールに比べて割安です。QS社の「学生に最も経済的な都市ランキング2018」では、クアラルンプールが世界第2位と評価されました。例えば留学生の生活費は月額300米ドル程度(約3~4万円、宿泊費別)で十分快適に暮らせると言われています。学費も他国の半額程度に抑えられる場合が多く、費用対効果の高い留学が可能です。

また、マレーシアは政治的にも安定しており治安も比較的良好です。経済平和研究所の「グローバル平和指数(2018)」では世界で3番目に平和な国と評価されています。女性が夜間に一人で外出する姿も珍しくなく、安全面でも安心できる環境と言えます(もちろん都市部では最低限の注意は必要です。一年中熱帯性気候で季節の変化がなく温暖(平均気温20~30℃)なため、冬でも過ごしやすく、留学生にとって快適な生活環境が整っています。こうした魅力的な留学先であるマレーシアで、EMSは質の高い英語教育と充実のサポートを提供しています。

教育プログラムの概要

EMSランゲージセンターでは、多彩な英語コースを開講しており、目的やレベルに応じて最適なプログラムを選択できます。以下に主要なプログラムの特徴をまとめます。

集中一般英語(IGE)コース

集中一般英語(IGE: Intensive General English)は、日常英会話から進学・就職まで幅広い目的に対応する総合英語コースです。英語が初めての方から中級者・上級者まで参加でき、全レベル対応のマルチレベルコースとして設計されています。週5日、1日6時間の集中的な授業を通じて、英語の「読む・書く・話す・聞く」の4技能をバランス良く伸ばします。特に文法・発音・語彙に重点を置きながら、オンライン学習プラットフォームも活用したインタラクティブで楽しいレッスンが展開されます。クラスは最大12名までの少人数制で、国際経験豊富な有資格の講師陣がきめ細かく指導します。授業内外での課題やアクティビティを通じて実践力を養い、異文化交流イベントなど社会的・異文化的な活動も取り入れることで英語を使う自信を高めます。

  • 対象者:英語初心者から上級者まであらゆる成人学習者が対象です。英語力に自信がなくほぼゼロから始めたい方、過去に習ったがブランクがある方、仕事で英語力を伸ばしたいプロフェッショナルの方など、どんな背景の方でも参加可能です。学生一人ひとりの学習目的(私的な目標、キャリア、進学など)に合わせてスキルアップを図ります。
  • 内容と特徴:1日6時間の授業では、総合英語力の強化に取り組みます。文法・語彙の習得、発音矯正に重点を置きながら、読む・書く・聞く・話すの各スキルを徹底的に練習します。最新の教材とオンライン学習ツールを用い、協働作業や会話練習を盛り込んだ双方向型の授業で楽しく効果的に学べます。授業は和やかでサポート的な雰囲気の中行われ、必要に応じて講師との個別相談時間も設けられます。また、授業外でも図書館やITラボを使って自主学習ができ、クラスメートとの交流イベントや校外活動(週末のレクリエーションなど)を通じて英語を使う機会が豊富に提供されます。
  • レベル分けと進級:入学時に実施するプレースメントテスト(クラス分け試験)によって最適なレベルのクラスに配置されます。コースはスターター(初心者)から上級(Upper Intermediate)まで細かくレベル分けされており、各レベルで中間試験(Mid-term)と期末試験(Final)が行われます。両試験の合計得点が70%以上で次のレベルに進級でき、不合格の場合は現在のレベルを復習する形となります(理解度を万全にした上で次に進むための措置です)。非常に優秀な成績(98%以上)を収めた場合は飛び級試験を受け、一段階レベルをスキップして上位クラスに進むことも可能です。このように確実なステップアップが図れる仕組みで、短期間で着実に英語力を伸ばすことができます。
  • 追加学習機会:通常授業に加え、無料の課外クラスも用意されています。授業の前後に行われるスピーキング、リーディング、ライティングの強化クラスや、語彙力向上のための多読(ストーリーブックの貸出)も利用できます。校内のイベントホールでは放課後にゲームや学生同士の交流が行われ、週末には課外活動や文化体験イベントも企画されます。こうした場で国際色豊かなクラスメートと英語でコミュニケーションすることで、日常的に英語を使う環境が提供されます。

IELTS試験対策コース

IELTS準備コースは、英語圏への留学や移住に必要となるIELTS(アイエルツ:国際英語能力テスト)の高スコア取得を目指すコースです。5日間/週・1日4時間の集中授業(月合計72時間)で、IELTS試験の各セクション(リスニング・リーディング・ライティング・スピーキング)の攻略法を体系的に学びます。経験豊富な講師陣が試験形式に精通したテクニックを指導し、演習問題や模擬試験を通じて実践力を養成します。単に努力するだけでなく「賢く効率的に準備する」ことを重視したカリキュラムで、試験本番で実力を最大限発揮できるよう設計されています。少人数制クラスで細やかな指導を受けながら、時間配分のコツ解答テクニック頻出問題への対応策などを身につけます 。IELTS指導に特化した教師による個別フィードバックもあり、自分の弱点を克服し目標スコア達成に向けて効率良く学習できます。授業では実際の試験形式に沿った模擬試験解説も行われ、最新の傾向に対応した万全の準備が可能です。

  • IELTS Foundation(基礎クラス):まだIELTS対策コースを受講する自信がない方向けに、IELTSファンデーション(基礎準備)クラスも用意されています。こちらは5日/週・1日2時間(週10時間、月34時間)で、IELTS本格対策に入る前の土台作りを目的としています。試験の概要に徐々に慣れながら英語力を高め、準備コースへのスムーズな移行をサポートします。
  • コース受講対象:一般的に中上級レベル以上の英語力(EMSの一般英語コースでUpper Intermediateレベル相当)がある方が対象です。過去にIELTSを受験しスコア5.0程度を取得している方は再挑戦として受講可能で、初めてIELTSに挑む方はFoundationを経てから本コースに進むことが推奨されます。
  • 試験センター:IELTSはケンブリッジ大学などが運営する世界的な試験で、マレーシア国内でも英文化協会(British Council)およびIDP(オーストラリア)が公式テストを実施しています。EMSランゲージセンターは2024年9月よりブリティッシュ・カウンシル認定のIELTS公式試験会場となっており、学生はおなじみのEMS校内でIELTS本試験を受験することも可能です。毎月定期的に試験日が設けられる予定で、受験登録も校内で手続きをサポートします(※試験実施日は事前に案内)。これにより、コース受講から受験までワンストップで行えます。

スピーキング強化コース

スピーキングコースは、英語による会話力・表現力の向上に特化したプログラムです。英語で「もっと流暢に話せるようになりたい」「自信を持ってコミュニケーションを取りたい」という学生の声に応え、EMSが独自に設計したコースとなっています。対象レベルは初級~中級(Elementary, Pre-Intermediate, Intermediate)の学習者で、毎日2時間のレッスンを通じて楽しみながらスピーキング力を鍛えます。授業は経験豊富な講師によって進められ、学生がリラックスして話せるようインタラクティブで活気ある雰囲気づくりがされています。発話の機会を最大化するため、ディスカッション、Q&Aセッション、ロールプレイ、即興スピーチなど多彩なアクティビティを盛り込み、様々な場面で英語を話す練習を積み重ねます。発音練習や語彙の使い方にも重点を置き、流暢さと正確さのバランスを養います

  • 特徴:講師はファシリテーター(進行役)に徹し、学生が主役となって話す場を提供します。学生が発言した内容で誤りがあればその都度やんわりと訂正し、レッスンの最後には個別フィードバックを行います。「どのように表現すればより良かったか」「今後伸ばすべき点は何か」といった具体的アドバイスを受けられるため、自身の弱点を理解し次につなげることができます。クラスメート同士も互いに助け合い、間違いを恐れず発言する雰囲気が醸成されています 。
  • 授業内容:毎回テーマや場面を設定し、それに沿ったディスカッション質疑応答を行います。批判的思考を促す課題や、決められた役になりきって会話するロールプレイ、短いプレゼンテーション練習なども取り入れ、様々なコミュニケーションスタイルに対応できるよう訓練します。また、発音と流暢さの強化も欠かしません。正しいイントネーションやリズム、聞き取りやすい発声法を練習し、英語らしい話し方に磨きをかけます。授業は終始英語で行われ、多国籍のクラスメートと言葉を交わす中でリスニング力も同時に向上します。
  • 効果:本コースを受講することで、「英語で考えて話す」訓練が積めます。教科書で学ぶだけでは得られない即興力と応用力が身に付き、実際の会話でとっさに返答したり自分の意見を述べたりする自信がつきます。また、様々な国の講師や学生の英語に触れるため、異なるアクセントや発音にも慣れ、リスニング適応力も高まります 。イギリス英語かアメリカ英語かといった特定のアクセントにこだわる必要はなく、重要なのは「明瞭な発音」と「適切なイントネーション」で相手に意味を正確に伝えることだと指導されています。EMSの国際的環境で様々な英語に触れることで、将来留学や就職で世界中の人々と英語で交流する際に役立つ適応力が養われます。

ビジネス英語(English for Work)コース

English for Work(EFW)コースは、仕事で使える実践的な英語力を習得するためのビジネス英語プログラムです。キャリアアップや海外就職を目指す社会人、またはビジネス英語スキルを身につけたい学生に最適です。一般英語とは異なり、職場やビジネスシーンで必要とされる英語表現に特化しているのが特徴で、会議やプレゼンテーション、交渉、ビジネス文書作成など様々な場面を想定した英語指導を行います。経験豊かな講師陣による2時間/日のクラスで、メールや報告書の書き方から電話応対の表現、会議での発言方法まで幅広くカバーします。ロールプレイやケーススタディ、自分自身の業務経験の共有などを取り入れ、実践的な練習を通じて適切で簡潔かつ効果的なビジネスコミュニケーションを学びます。

  • 目的:EFWコースの目的は、受講者が国際ビジネスの場で通用する英語力を身につけることです。単に英語を話すだけでなく、相手に与える印象や文化的背景にも配慮しつつ効果的に意思疎通できるスキルを養います。これにより、受講後は地元や海外での就職活動に有利になるだけでなく、現在勤務中の方は職場でのパフォーマンス向上やビジネス拡大にもつながります。
  • 授業内容:ビジネスシーンで頻出するテーマに沿って、インタラクティブなタスクや課題が課されます。例えば「会社や自社製品の紹介」「日程調整や依頼の表現」「効果的なEメール・報告書の書き方」「契約交渉や価格交渉の進め方」など、具体的なスキルを練習します。授業内では参加型のディスカッションやロールプレイが中心で、単なる講義ではなく受講者が主体的に英語を使う場面が豊富です。トーン(口調)やスタイルにも注意を払い、フォーマルとインフォーマルの違い、状況に応じた言い回しなども身につけます。講師は全員ビジネス英語指導の資格と経験を持ち、適切な指導と言語修正を行いながら学習を進めます 。授業は少人数制で行われ、受講者一人ひとりに発言の機会が与えられます。
  • カスタマイズ可能な企業研修:企業単位で特定のニーズがある場合、EMSではオーダーメイドのビジネス英語研修も提供しています。専門講師チームが依頼企業と事前に相談し、業界・業種に特化したカリキュラムを設計します。研修は企業のオフィスで実施することも可能で、従業員にとって馴染みのある環境で効率よく学べます 。研修開始前に受講者のプレースメントテストを行い、現在の英語力に見合った内容で最大の成果が出せるようプログラムを調整します。このカスタマイズ研修では、各企業の目標達成に必要なコミュニケーションスキル(例えば特定業界の専門用語、ビジネスマナーなど)に重点を置いて指導が行われます。
  • 成果と実績:EFWコース受講により、以下のような具体的スキルが身につきます。
    • 電話応対のエチケット(丁寧な電話英語の表現)社内外の交流スキル(職場での雑談や社交で適切に会話する力)ビジネス文書作成(Eメールや正式な書簡の書き方)会議運営(会議の進行や意見発表の方法)交渉術(契約条件やスケジュール調整の交渉表現)プレゼンテーション(効果的な発表と資料説明の技術)データ・グラフの説明(チャートや統計の読み取りと説明)
    これら4技能(読む・書く・聞く・話す)を網羅した総合パッケージで学ぶため、受講後はビジネスシーン全般に自信を持って臨めるようになります。EMSのビジネス英語プログラムはマレーシア人材開発基金(HRDF)の認定研修でもあり、これまで多数の企業(例:EBS教育グループ、Maslowコンサルティング、The Beer Factory社、Sirva社 など)から研修依頼を受け実績を上げています。ビジネス英語力を身につけたい個人の方から企業研修担当者の方まで、柔軟に対応できるのが特徴です。

PTEアカデミック対策コース

PTEアカデミック準備コースは、ピアソン社が実施する英語試験「PTE Academic(Pearson Test of English Academic)」で高得点を取得することを目指すコースです 。PTE Academicは近年人気が高まっているコンピューター受験型の英語能力テストで、イギリス・カナダ・オーストラリアなど世界中の大学や機関で英語力証明として認められています。また移民申請や就労ビザ申請にも活用でき、特に結果が受験後48時間以内に迅速に出る点やAIによる公正な自動採点が特徴です。

EMSのPTE対策コースでは、1日2時間の授業を通じて試験の各セクション(リーディング・リスニング・ライティング・スピーキング)の攻略法を総合的に学びます 。講師はPTE試験対策の研修を受けたプロで、少人数のクラスの中で高度に集中的な指導を行います。このコースでは試験対策だけでなく英語力そのものの向上も図れるよう、各技能を細分化してトレーニングします。例えばライティングとスピーキングでは「複文の使い方」「アカデミックな語調」「一貫性と論理展開」「回答の的確さ」といったサブスキルに焦点を当て、リーディングとリスニングでは「メモの取り方」「文章構造の理解」「要点と補足情報の聞き分け」等を掘り下げて指導します。毎日しっかり演習時間を確保し、模擬試験も実施して個別にフィードバックを提供するため、自分の弱点を把握して集中的に克服できます。2時間×週5日のペースで集中的に学ぶことで短期間でも効果的にスコアアップを狙えます。

  • カリキュラム:PTE試験の形式理解から攻略法の習得、実践演習まで網羅しています。具体的には、試験構成の詳細説明、各設問タイプへの戦略、4技能の演習問題、公式に近い模擬テストの実施などです。クラスは少人数で、講師から個別添削指導(特にライティング答案の講評やスピーキング回答のフィードバック)を受けられます 。定期的に行われる模試の結果を踏まえ、必要に応じて復習や追加練習が課されるなど、きめ細かな指導が特長です。
  • PTEとは?(概要):PTE Academicは世界50か国以上で受験可能な国際的英語試験で、アメリカ・イギリス・カナダ・オーストラリア・ニュージーランドなどの大学に出願する際の英語資格として広く受け入れられています。試験はコンピューター上で行われ、リーディング・リスニング・ライティング・スピーキングの4技能を総合的に測定します。各技能に文法・語彙・発音・スペルなど細かな評価項目が含まれ、AIによる自動採点によって人為的な偏りが少ない公平な結果が得られるのも利点です 。また、受験者は都合の良い日時(午前・午後・夜間)を選んで受験でき、結果も2日以内と迅速なため、留学準備のスケジュールが立てやすいという利点があります 。
  • EMSでの受験サポート:EMSランゲージセンター自体がPTE公認のテストセンターに登録されており、試験会場として公式に認められています。そのため、受講生は試験日の予約から受験当日までスムーズに案内を受けることができます。試験予約方法についてもPearson社の公式サイトからオンライン予約できますが、希望があればEMSスタッフが手続きを手伝います。マレーシアでのPTE受験料の目安は通常690リンギット(約¥18,000)、直前予約の場合862.50リンギットとなっています 。試験会場はマレーシア国内ではジョホールバル、コタキナバル、クアラルンプール、ペナンなど主要都市にあり、EMSの学生はクアラルンプール校内または近隣の公認会場で受験可能です。PTEとIELTSの違いについては、「PTEはコンピューター試験でスピーキングも録音形式、IELTSは筆記試験でスピーキングは対面形式」といった点が挙げられますが、いずれも世界的に認知された試験であり、目的に応じて選択すると良いでしょう。

サマーキャンプ&ウィンターキャンプ

EMSサマーキャンプは、「楽しく英語を学ぶ」をテーマに毎年夏休みに開催されている短期集中プログラムです。過去15年以上にわたり実施されており、世界各国(ロシア、カザフスタン、日本、韓国、中国、イラン、サウジアラビアなど)から子どもから大人まで幅広い年齢層の参加者を受け入れてきた実績があります。サマーキャンプでは、異文化が融合した多国籍クラスで英語を学ぶことができ、参加者同士や講師陣との交流を通じて国際感覚も養われます。授業カリキュラムには各国の文化要素も取り入れられており、多様な背景の仲間とともに楽しく成長できる環境です。教育内容は将来的な英語ニーズやキャリアにも役立つよう配慮され、高品質な指導が提供されています。

  • 対象と期間:EMSサマーキャンプは主に子ども(6~13歳)と中高生・大人(14歳以上)の2つのカテゴリーに分かれています。プログラム期間は1か月(4週間)で、毎年6月・7月・8月に開講する3期のうち都合の良い時期を選んで参加できます。各期の開始希望日の少なくとも1か月前までに申し込みが必要です。
  • 学習と活動のバランス:サマーキャンプでは、英語の授業楽しい課外活動がバランス良く組み合わされています。子どもの部では1日4時間の一般英語クラスに加え2時間のアクティビティを実施し、遊び感覚で英語力を伸ばせる工夫がされています。大人(14歳以上)の部でも1日4時間の授業+2時間のアクティビティが提供され、集中して学んだ英語を実際に使いながら身につけることができます。授業ではリスニング・スピーキング・リーディング・ライティングの4技能を総合的に学びつつ、会話や発音の練習も行います。1か月の中で中間テストと修了テストも実施され、終了時にはEMSとEducation Malaysia(マレーシア教育当局)からの修了証が授与されます。
  • 講師とクラス編成:各クラスには3名の経験豊富な講師(ネイティブスピーカーとノンネイティブの混成)が担当として付き、様々な英語アクセントに触れながら学べる環境です。少人数かつ年齢・レベルに応じたクラス編成で、アクティビティも年齢に合わせて工夫されています。子ども達にはゲームや歌、工作など体験型の学習を、大人にはディスカッションやプロジェクト型学習など意欲を引き出す手法を取り入れています。
  • 課外活動とイベント:午後のアクティビティや週末には、クアラルンプールおよび周辺地域での楽しい体験イベントが盛りだくさんです。例年実施されるものとして、ビーチリゾート研修(ランカウイ島での3日間)高原リゾート訪問(ゲンティン・ハイランド&清水寺での観光)、ポートディクソン海岸への小旅行(1泊2日)屋外レクリエーション(サンウェイ・ラグーンテーマパークでの遊泳・アトラクション体験)市内観光(クアラルンプール市内ツアーとバトゥ洞窟見学)ショッピングツアー(ゲンティンのショッピングモール&テーマパーク訪問)などがあります。夜間にはスポーツ大会映画鑑賞会読書クラブビジョンボード作成ナイト(将来の目標を視覚化するワークショップ)といった交流イベントも企画され、仲間と楽しみながら英語を使う機会が提供されます。こうした活動を通じ、**「英語を使って思い出を作る」**体験ができるのがサマーキャンプの魅力です。
  • 滞在サポート:参加者には宿泊先の提供をはじめ、滞在中の手厚いサポートがあります。キャンプ期間中は到着日から最終日まで快適に過ごせるよう、全員に個室の宿泊施設が割り当てられます(利用可能な部屋タイプはマスターベッドルーム、ミドルルーム、スモールルームの3種類)。宿舎には週1回の清掃サービスや24時間体制のセキュリティがあり、敷地内にプールやジムなどの設備も完備されています。立地も学校から徒歩15分圏内と便利です。また、参加者全員に現地SIMカード30日分の昼食、EMSのオリジナルTシャツとキャップ旅行保険が無料提供されます。最終日には修了式とディナーが催され、一か月の締めくくりとして思い出に残るセレモニーとなっています。なお、希望者には有料オプションで毎日のスクールバス送迎夕食の提供、プログラム終了後の宿泊延長も手配可能です。

さらに冬季にはウィンターキャンプも開催されます。毎年1~2月に実施され、6~15歳の子どもを対象とした2~8週間の集中英語コースとなっています(冬休みの時期に合わせ短期から参加可能)。内容はサマーキャンプ同様、英語学習と文化体験を組み合わせたプログラムで、季節に合わせたイベントが企画されます。南国マレーシアで過ごす冬休みは、一生の思い出になることでしょう。

学習環境と施設

EMSランゲージセンターの学習環境は、学生が英語習得に集中できるよう様々な面で配慮されています。教育の中心となる講師陣、教材、設備について以下に紹介します。

  • 優れた講師陣:EMSの教師スタッフは英語教育の有資格者であり、ネイティブスピーカーとノンネイティブスピーカーの両方が在籍しています。全員がマレーシア教育省から発行される**教師許可証(Teaching Permit)**を取得しており、英語指導の専門知識と豊富な経験を兼ね備えています。イギリス・アメリカ・オーストラリア・マレーシア・中東など出身も様々で、多文化環境での指導にも慣れています。学生は複数の講師から指導を受ける機会があり、異なる話し方や発音に触れることでリスニングの適応力も養われます。講師陣は常に学生に寄り添い、熱意と忍耐を持って指導にあたり、一人ひとりの成長を丁寧にサポートします。
  • 最新の教材とカリキュラム:授業では国際的に評価の高い最新の教科書や教材を使用します。カリキュラムは定期的にアップデートされており、現代の英語使用状況や試験動向に合わせて内容が最適化されています。また、オンライン学習プラットフォームや視聴覚教材(ビデオ、オーディオ)も積極的に取り入れ、マルチメディアを駆使した学習が行われます。学生は校内のコンピュータを使ってeラーニング教材にアクセスしたり、自習時間にオンラインで練習問題を解いたりすることもできます。読む・書く・話す・聞くの各技能を均等に重視しつつ、文法や語彙の体系的習得にも重点を置いた包括的なカリキュラムによって、基礎力から応用力まで段階的に伸ばせるよう設計されています。
  • 小人数クラス:ほとんどのコースは定員12名程度の小人数制を採用しています(スピーキングコースや試験対策コースはさらに少ない場合もあります)。これにより、授業中に発言や質問の機会が十分に確保され、講師から個別フィードバックを受けやすくなっています。学生同士や教師との距離が近いため、アットホームで質問しやすい雰囲気の中で学習できます。
  • 充実した施設:EMSの校舎内には学習を支援する様々な施設が整っています。無料Wi-Fiが完備され、学生は自身のノートパソコンやスマートフォンでインターネットを利用できます。語学ラボではリスニング教材や発音練習ソフトを使った個別学習が可能です。図書館(ライブラリー)には英語学習書や読み物が所蔵され、貸出も行っています。イベントホール(多目的ホール)は学生イベントやレクリエーションに利用され、金曜の課外活動(後述の「Cool Friday」など)や各種ワークショップが開催されます。礼拝室(Prayer Room)も設置されており、宗教的なニーズにも対応しています。清潔で快適な学習環境づくりに努めており、学生は設備を自由に活用しながら勉強できます。
  • ロケーション:学校はクアラルンプール中心部の便利な場所にあります。有名なKLCC(ペトロナスツインタワー)や観光情報センター(MATIC)から徒歩数分圏内で、周辺には多国籍料理のレストランやカフェが数多くあります。近隣にはLRT(鉄道)やバスの駅もあり、公共交通機関で通学しやすい立地です。KLCC駅から学校までは徒歩圏内で、都会の中心にいながら安全で通いやすい環境です。昼休みや放課後に友人と街へ出て食事やショッピングを楽しむこともできます。

学生サービスとサポート

EMSランゲージセンターでは、留学生が安心して学べるよう包括的なサポートサービスを提供しています。ビザ申請から住居探し、進学相談まで、スタッフが親身にお手伝いします。

  • 入学手続き・ビザ申請サポート:海外からの留学生にとって、ビザの取得や各種手続きは大きなハードルです。EMSでは入学申請から学生ビザ取得まで専門スタッフがステップごとにサポートします。マレーシア政府が定める留学生受け入れ手続きに則り、教育省傘下の留学生サービス機関EMGS(Education Malaysia Global Services)を通じてビザ申請を進めます。必要書類の案内やオンライン申請手続きの代行、進捗の追跡などを迅速かつ確実に対応し、学生がスムーズにビザ承認を得られるよう尽力します。各国のマレーシア大使館とも直接連絡を取り、必要に応じ入学許可書などサポートレターを発行して申請成功率を高めます。ビザ申請中も学生一人ひとりに専任スタッフが付き、進捗のフォローや追加情報の提供など個別対応を行っています。結果として、ほとんどの学生が渡航開始までに無理のないスケジュールでビザを取得できています(通常申請から約3~4週間でビザ承認)。
  • 到着時のサポート:初めてマレーシアに到着する際も心配いりません。EMSのスタッフが空港で出迎えを行い、入国審査や税関手続きなど入国時のサポートをします。その後、滞在先の宿泊施設まで安全に送迎し、新生活のスタートをお手伝いします。到着後すぐに使えるようマレーシアのSIMカードも用意しており、連絡手段の確保も万全です。入国直後から学生が不安なく過ごせるよう、きめ細かなサポート体制を整えています。
  • 銀行口座開設補助:現地での生活に必要な銀行口座の開設もスタッフがサポートします。マレーシアには国内外の様々な銀行があり、留学生でも口座開設が可能です。手続きに不安がある場合、必要書類の準備や窓口でのコミュニケーションをスタッフが付き添ってサポートするので、安心して銀行口座を開設できます。
  • 医療保険サポート:マレーシアの法律では留学生は滞在中に有効な医療保険へ加入することが義務付けられています。EMSでは入学手続きの際に保険加入も案内しており、授業料と一緒に保険料を納付することで簡単に加入できます。万一病気やケガで保険請求が必要になった場合も、スタッフが書類作成や手続きを手伝います。常に健康面でも学生をサポートする体制です。
  • 住居紹介サービス:海外での新生活では住まい探しも重要です。EMSの宿泊先手配サービスでは、学生の希望や予算に応じて最適な住居を紹介しています。クアラルンプール市内には近代的で快適な物件が多数あり、EMSでは学校から近く通学に便利なエリアを中心に、安全で質の高い宿泊先を厳選しています。住居タイプは主に3種類あり、①まるごとアパート賃貸(家具付きコンドミニアム等を一室借りる、月額1,800リンギット~、最短契約6か月、デポジット2.5か月分)、②ルームシェア(アパートの個室を借りる、サイズにより月額700~1,500リンギット程度。主寝室はキングサイズベッド+専用バスルーム、中・小寝室はクイーンまたはシングルベッド+共用バスルーム)、③学生寮タイプ(市中心部のホステル、各部屋にエアコン・テレビ・机・専用バスルーム完備、公共料金込み、ハウスキーピング利用可) といった選択肢があります。いずれも学校から徒歩または公共交通で数分圏内にあり、24時間警備やプール・ジムなど付帯設備が整った物件です。EMSのスタッフが契約手続きもサポートし、入居後も困りごとがあれば対応します。「女性専用が良い」「予算はこの範囲で」といったリクエストにも柔軟に応じるため、安心して生活拠点を確保できます。公共料金の相場(電気代は月50リンギット程度、水道・ガス代は各10リンギット程度)や契約条件の説明も行い、留学生が不安なく新生活を始められるようサポートしています。
  • 大学進学コンサルティング(EMS University Admission Consultancy):EMSで英語を学んだ後、マレーシアの大学やカレッジへの進学を希望する場合は、無料の大学入学相談サービスが利用できます。EMSはマレーシア国内外の30以上の大学・カレッジと提携しており(公立・私立大学、海外大学の分校含む)、出願書類の準備から出願手続き、入学後のビザ取得までトータルで支援しています。このサービスを利用することで、エージェント等を介さず直接大学出願が可能になり、手数料は一切かかりません(無料)。専任の経験豊富なカウンセラーが学生の希望する分野や成績に合わせて最適な大学・コース選びをアドバイスし、ディプロマ(短大相当)・学士・修士・博士課程まで幅広い選択肢から将来設計を一緒に考えます。大学説明会や個別相談会も毎月開催し、直接大学担当者と話せる機会も提供しています。具体的なサポート内容としては、志望校や専攻の選定支援、必要書類の案内、出願書類の記入サポート、大学入学後の学生ビザ申請支援、空港ピックアップや宿泊手配の継続支援など多岐にわたります。また、大学によって提供されている奨学金情報の提供や応募支援も行っており、特に博士課程志望者には大学で助手職に応募して生活費を賄う方法なども助言します 。EMS経由で出願する学生には学費割引の交渉を試みるケースもあり(各大学の裁量による)、費用面でもメリットがあります。通常、大学の合格通知や入学許可(Eligibility letter)は1日~1週間程度で取得可能で、その後の学生ビザ取得も3~4週間で完了するのが一般的です。EMSの大学連携校には海外大学との**ツインニングプログラム(二重学位制度)**を持つところも多く、イギリスのグリニッジ大学やカーディフ大学、サンダーランド大学、オーストラリアのメルボルンポリテクニックなど、海外名門校と提携したコースも紹介できます。EMSで英語力を高めた後、そのままスムーズにマレーシアや提携先海外大学への進学が目指せるため、多くの学生に活用されています。
  • 海外留学支援(EMS Study Australia):マレーシアのみならず、オーストラリアへの留学希望者向けにも無料カウンセリングサービス「EMS Study Australia」を提供しています。アメリカ・イギリスに次ぐ人気留学先であるオーストラリアの大学への出願を、クアラルンプールのEMSスタッフがサポートするものです。専門の教育カウンセラーが、希望分野や将来計画に合わせて大学やコース選びから出願、ビザ取得までマンツーマンでガイダンスします。サービス内容は7つのステップで構成され、**(1)学校・コース選定の相談、(2)オンライン説明会(大学生活や出願プロセスの事前案内)、(3)出願書類の準備・大学への提出、(4)大学の入学許可証(CoE)取得支援、(5)宿泊先・保険・現地サポートのアドバイス、(6)学生ビザ申請手続き支援、(7)出発前オリエンテーション(渡航準備と心構えの説明)から成ります。この一連の流れを無料でサポートし、オーストラリア留学へのハードルを下げています。奨学金情報や英語要件についてもアドバイスを提供しており、例えばオーストラリア政府の奨学金制度(Australia Awards、Endeavour奨学金、フルブライト奨学金等)の案内や、入学に必要な英語試験(IELTSやPTEが広く認められていること)についての情報提供も行っています。学生ビザ申請の要件(入学許可証、GTE要件、十分な資金証明、健康診断、無犯罪証明、留学生健康保険加入など)についても詳しく説明し、金銭面ではオーストラリア政府が定める留学生の年間生活費目安(約20,290豪ドル)**や学費の概算(大学で年20,000~40,000豪ドル、専門学校で7,000~20,000豪ドル程度)なども案内します。これにより、EMSの学生は母国語でサポートを受けながらオーストラリア留学の準備を進めることができます。
  • 学生相談窓口:EMSでは常に**学生アドバイザー(相談員)**が待機しており、学業の悩みから生活上の問題、ビザ更新の相談まで何でも気軽に相談できます。学習面で行き詰まった時や、健康上・メンタル面の不安、進路についての迷いなど、一人で抱え込まずスタッフに打ち明けられる体制です。スタッフは様々な国出身の学生に対応してきた経験があるため、文化的な違いや習慣の壁にも理解があります。必要に応じて提携クリニックの紹介やカウンセリング機関への同行も行い、学生が安心して生活できるよう全力でサポートします。

学生生活とイベント

EMSランゲージセンターでの学生生活は、勉強だけでなく多彩なイベントやアクティビティを通じて充実したものとなっています。多文化環境で学ぶ利点を活かし、学校内外で様々な交流の機会が提供されています。

  • 多文化コミュニティ:EMSには毎ターム世界中から新たな学生が入学し、キャンパスは常に国際色豊かなコミュニティとなっています。異なる母語や文化背景を持つ仲間と友達になることで、お互いの文化を学び合い、視野を広げることができます。英語が共通語となる環境なので、日常会話から交流はすべて英語です。授業以外でも友人同士で英語を使って過ごす時間が長いため、生活の中で実践的に英語を学べるのが大きな魅力です。学校では特定の文化に偏らないよう配慮されており、例えばハラールフードの提供や宗教行事の尊重など、誰もが快適に過ごせるよう努めています。
  • 文化交流イベント:EMSでは年間を通じて様々な行事やお祝いイベントを開催しています。例えばハロウィンパーティーでは仮装コンテストやゲームで盛り上がり、多国籍の学生・教師が一緒になって楽しみます(毎年恒例の人気行事です) 。クリスマスニューイヤーといった西洋の祝祭はもちろん、マレーシアならではの**断食明け大祭(ラマダン明けのイフタール夕食会)**も行われ、イスラム圏の学生と他国の学生が料理を囲んで文化体験を共有します 。春節(中国正月)やディーパバリ(ヒンズー教の光の祭典)など、多文化国家ならではの祝日も皆で祝い合い、異文化理解と友情を深めています。EMSアニュアルディナー(年度末パーティ)では全校の学生・職員が集まり、優秀学生の表彰やパフォーマンス発表などが行われます。
  • 課外活動(Cool Fridays):毎週金曜日や学期末には校外学習やレクリエーション活動「Cool Friday」が企画されます 。市内観光や博物館見学、スポーツ大会、料理クラス、ボランティア活動など内容は様々です。例えば**高原リゾートへの日帰り旅行(ゲンティンハイランド)**では涼しい山の空気を味わいながらテーマパークで遊んだり、近郊ビーチへの小旅行ではマレーシアの美しい海を満喫します。工場見学やビジネス街ツアーなど学びにつながる活動が行われることもあります。これらは希望者が参加でき、他クラスの学生とも交流できる良い機会です。チャリティ活動にも力を入れており、学校全体で孤児院への支援や募金イベントを行うこともあります。課外活動を通じて、教室の外でも英語を使う場が広がり、社会貢献の精神も育まれます。
  • 安全で快適な暮らし:クアラルンプールでの留学生活が楽しいものになるよう、EMSは常に学生の生活状況に気を配っています。治安面では、学校周辺は大使館や企業が集まる安全なエリアであり、夜間も人通りがあります(ただし都市なので最低限の注意は必要です)。女性学生同士が連れ立って夜に出歩くことも多く、過度に心配する必要はありません 。もし困ったことがあれば近くの警察官やフレンドリーな地元の人が助けてくれるでしょう。気候は年中温暖ですが日差しが強い日も多いので、こまめな水分補給や日焼け対策(肩を覆う服装や帽子の着用など)を学生には呼びかけています 。水道水は一応飲用可能な水質ですが、学生にはミネラルウォーターの購入や浄水器の利用を推奨しています。EMSのスタッフが生活面のアドバイスも随時行っており、初めての海外生活でも安心して適応できるようサポートしています。マレーシアでの生活費は比較的安価で、外食費も安いため毎日の食事に困ることはありません。屋台の朝食は数百円、昼食も数ドルで済むことが多く、多彩な各国料理が楽しめます。学生寮では自炊設備も利用でき、自分の国の料理を仲間に振る舞う姿も見られます。
  • フォトギャラリーとSNS:EMSの公式サイトにはフォトギャラリーのページがあり、これまでのイベントや学校生活の写真が多数掲載されています。「ハロウィン・パーティー」「サマーキャンプの様子」「学生寮」などカテゴリー別に閲覧でき、EMSでの日常や行事の雰囲気を感じ取ることができます。また、公式Instagram・Facebook・YouTube・LinkedIn等のSNSアカウントでも学校の日々の出来事やお知らせを発信しています 。例えばInstagramでは学生の日常やイベントの写真が投稿されており、在校生・卒業生がタグ付けして交流する場にもなっています。ニュースレター(メールマガジン)への登録フォームもサイトに用意されており、登録すれば最新情報をメールで受け取ることができます。こうした発信を通じて、EMSは常に学生や保護者と繋がり、オープンなコミュニケーションを心がけています。

入学情報(応募・申込方法)

EMSランゲージセンターへの入学手続きは明確かつ簡潔です。以下に概要を説明します。

  • 学期開始時期(インテーク):EMSでは年間を通じて複数の入学時期(インテーク)を設定しています。主な学期開始月は1月、3月、5月、7月、9月、11月の年6回です。学生は自分の都合に合わせて入学時期を選ぶことができ、柔軟に学習計画を立てられます。各インテークの申込締切は開講日の約1か月前となっており(ビザ申請等の時間を考慮)、特に留学生は余裕をもって準備を始めることが推奨されています。早めに計画を立てることで、ビザ申請・宿泊先手配・渡航準備などにも十分な時間を充てることができます。
  • 応募手順:入学希望者はまず希望コースと開始時期を決めた上で、オンライン出願フォームまたは所定の入学願書に必要事項を記入して提出します。願書提出時にはパスポートコピーや最終学歴証明などの書類提出も求められます(詳細は国やコースにより異なるため、スタッフが個別に案内します)。オンラインフォームはEMS公式サイトの「Apply(申込)」ボタンからアクセスでき、国籍や連絡先、過去の英語学習歴などを入力するようになっています。願書提出後、EMSから**入学許可書(Letter of Acceptance)**が発行されます。その後、留学生はこの許可書を用いて前述のEMGS経由で学生ビザ申請を進めます。EMSはビザ申請がスムーズに進むようサポートしますので、学生は指示に従って追加資料を提出するだけで手続きが完了します。ビザ承認後、晴れて正式に入学となります。
  • 学費および支払い:コースごとの学費は期間やレベルによって異なりますが、EMSでは月単位での学費体系を採用しています(一部短期コースやキャンプを除く)。長期で申し込む場合は割安になるプランもあります。お支払いは銀行振込やクレジットカードで受け付けており、現地到着後に現金やカードで支払うことも可能です。詳細な金額や支払いスケジュールは問い合わせると日本語でも案内を受けられます。奨学金制度はありませんが、長期受講割引や紹介割引制度が適用できる場合があります。
  • 入学要件:EMSの一般英語コースやスピーキングコース等は18歳以上(学生ビザ取得可能年齢)の成人を対象としています。45歳までであれば学生ビザが取得できるため、社会人の方も歓迎です。18歳未満の場合は学生ビザが出ないため長期コースへの入学はできませんが、観光ビザで参加できるサマーキャンプや短期プライベートレッスンの受講が可能です。英語力要件はコースによって異なりますが、初心者向けクラスもあるため入学時点で特定の英語資格は不要です。試験対策コース(IELTSやPTE)は中級以上の英語力が望ましいものの、入学後に一般英語クラスから始めて段階的に目指すこともできます。
  • プレースメントテスト(クラス分け試験):入学手続き完了後、渡航前または到着直後にオンラインのプレースメントテストを受けます。試験は3部構成で、(1)35分間で選択式40問の筆記テスト、(2)35分間の英作文、(3)後日スケジュールを組んでオンライン面接形式のスピーキングテスト(約15分)となっています。合計約1時間半程度で英語の文法・読解・筆記・会話力を総合的に測定します。結果に基づき、学生一人ひとりに最適なレベルのクラスが割り当てられます。このテストのおかげで、事前に自身でレベルを判断する必要はなく、適切なスタート地点から学習を開始できます。不安な場合は任意で事前学習教材も提供されます。

EMSランゲージセンターは、多文化環境の中で質の高い英語教育と手厚いサポートを提供することで、学生一人ひとりの目標達成を力強くバックアップしています。国際都市クアラルンプールで英語を学ぶ機会に恵まれるEMSで、ぜひ充実した学びと貴重な体験を手にしてみませんか。